お知らせ
新型コロナウィルス感染者に関するお知らせ
ビッグイシュー日本からのお知らせ
残念なことに、2月4日(木)、東京の販売者から、ビッグイシューで初めての新型コロナの陽性者が出ました。
都内中央区で販売しているAさんで、4日朝、来所時の検温では36度7分でした。しかし、異変を察したスタッフがパルスオキシメーター(動脈血酸素飽和度を測る機器)ではかり、94%と数字が低かったため、救急車を呼び入院、感染がわかりました。Aさんは入院療養中ですが、落ち着いているとのことです。
その後、新宿保健所の指導のもと、感染者の行動履歴と接触者の調査をした結果、濃厚接触者はいませんでした。
Aさんがネットカフェを利用(前回、緊急事態宣言の時は休業対象)していたことから、2人目を出さないため、「ホーム」がない販売者のために、改めて、NPO法人ビッグイシュー基金の協力のもと「おうちプロジェクト」を活用した低家賃アパートの利用を呼びかけています。また、東京では住まいがない人のために都が準備するビジネスホテル、大阪では生活ケアセンターや簡易宿泊所の利用もしてもらえるよう手配をすすめています。
ビッグイシューでは、昨年2月から、販売者にマスクや消毒液の配布をし、販売場所での感染予防対策にもつとめてきました。事務所内でも検温、マスク、手洗い・手指消毒、換気、密を避ける、定期的にドアノブや机などの消毒を行ってきました。また、販売者には事務所での滞在時間を短くすることや、飲食をしないことをお願いし、イベントの中止や社員の時差出勤、対話の時は1.5m以上の距離を取り、向き合って座らないといった事を行っています。
ひき続き、感染予防・拡大防止の対策を徹底し、お客様や販売者、社員、広く市民の皆さまの安全確保と感染拡大を抑えるために、関係各所と連携を深めます(2月8日現在)。