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No.422

もう 自分電力

1970年代、太陽光発電や風力発電の開発では世界に先駆けていた日本。今、世界の再エネの動きや潮流には大きく遅れをとりますが、各地で市民の取り組みは進んでいます。
原発と環境問題の両方の解決には省エネと再エネしかないと考えた、建築家の湯浅剛さん。築40年の空き家をリノベーション、電気もガスもつながない事務所兼用住宅で、都会でも問題なくオフグリッドの生活をおくります。
岐阜県の石徹白(いとしろ)集落では、ほぼ全世帯が出資、総工費2億を超える小水力発電所を建設しました。約130世帯分の発電量があり、売り上げは年間2400万円。事業の立ち上げに尽力した平野彰秀さんをはじめ、若い移住者が増えています。
導入可能な日本の再生可能エネルギー量は「日本の電力需要の2.2倍あり、再エネでまかなえる」と、市民が運営する発電所の電気を市民に供給する「グリーンピープルズパワー株式会社」の代表、竹村英明さんは言います。
年の初め、“ゆうゆう”再エネ暮らしのみなさんに話を聞きました。

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー スペシャル企画:ストリートキャット・ボブ
ビッグイシューの元販売者ジェームズ・ボーエンを救ったストリートキャット「ボブ」が2020年6月に交通事故に遭い、この世を去ってから1年半――。今年2月、彼の不思議な力にまつわるストーリーの映画化第2弾が公開されます。『ボブという名の猫2 幸せのギフト』の撮影現場をビッグイシュー英国版が取材しました。
リレーインタビュー・私の分岐点建築家・起業家 谷尻誠さん
弟のように思っていた後輩の死 やりたいこと、後回しにしないと決めた

国際記事

ドイツ、ベーシックインカムは人生を変えるのか?
もし今月、いつもの給料よりも1000ユーロ(約13万円)多く収入が得られたら、あなたはどうするでしょうか? それが恒常的に続いたとしたら……? ドイツで、そんな問いかけを、2014年から社会実験として行っているのがNPO「マイン・グルントアインコメン」(MG)です。さらに20年8月には、ドイツ有数のシンクタンクであるドイツ経済研究所やマックス・プランク研究所、ケルン大学と共同して、規模を拡大した3年間の実証実験の実施を発表、21年6月から開始しています。 ドイツ在住の見市知さんが、MGからベーシックインカムを1年間受給した経験者と同プロジェクトの関係者に取材しました。
WORLD STREET NEWS 世界短信

国内記事

新春エッセイ:“犬歯”から考える進化論――更科功
分子古生物学者として、化石の中のDNAやタンパク質を調べたり、現生生物のDNAから昔の生物を研究することを通じて、生命、進化、遺伝、死、多様性、生存戦略などを解明してきた更科功さん。この新春エッセイでは、チンパンジーとヒトの違いとして“犬歯”に注目。ヒトは「平和で協力的であり、その身体で殺人はできない」というメッセージを導き出します。果たして、犬歯から見えてくる進化の歴史とは?

連載記事

原発ウォッチ!
始まるのか?汚染水の海洋放出
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
岸田首相の車座作戦が狙う2つの回避
雨宮処凛の活動日誌
今こそ「雇用と住まいの安定」を
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
どうしたら強い意志をもてますか ☆新年の肉巻き餅☆

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