販売者に会いにゆく (旧・今月の人)

イギリス『ビッグイシュー英国版』販売者 アリナ・バボイ

子育てにも融通が利く、販売者の仕事
人や人生をより深く理解できるようになった

イギリス『ビッグイシュー英国版』販売者 アリナ・バボイ

シェイクスピアの故郷として世界的に知られており、年間250万人もの観光客が訪れるイングランド中部のストラトフォード=アポン=エイヴォン。この地のロイズ銀行前で『ビッグイシュー』を販売し始めてから、もう7年になります。
 販売者になろうと思ったのは、生活費を稼ぐために始めやすいと感じたからです。最初の子どもを授かってから、家で子どもの面倒を見てくれる人を見つけることができませんでした。ビッグイシューなら、子どもの状況に合わせて働けると思ったのです。
 私はバーミンガムに住んでいるので、電車で45分かけて販売場所まで通勤しています。仕事が休みの時は子どもたちと教会に行ったり、料理をしたり。伝統的なメニューを作るのも好きですが、時には冒険もします。新しいレシピに挑戦するのは、楽しいものです。
 実は、妊娠中も雑誌の販売をしていました。売り場の近くにはベンチがあって、疲れたらそこに腰かけていました...

続きは、本誌をご覧ください

Interview:Liam Garaghty, The Big Issue


Photos: Exposure PhotoAgency

(Photoキャプション)

アリナ・バボイ、25歳。住んでいるのは、販売場所から北に位置する都市バーミンガム

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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