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いいね オーガニック給食
いま、世界で“オーガニック給食”がスタンダードになろうとしている。韓国やヨーロッパでは、学校給食に農薬や化学肥料、除草剤を使わずに育てた有機素材が広く使われ始めた。有機農地が農地全体の0.5%しかなく遅れをとっていた日本でも、“オーガニック学校給食”を実施する自治体や市民的な運動が広がってきている。
たとえば、千葉県いすみ市は2017年、市立の小中学校の給食で利用するお米の全量を、無農薬無化学肥料の有機米に切り替えた。ウェブサイト「オーガニック給食マップ」では日本や世界のオーガニック給食活動について最新情報をまとめたインフラを提供している。
鮫田晋さん(いすみ市農林課)と「オーガニック給食マップ」事務局の野々山理恵子さんのお二人に、現場での話を聞いた。さらに、料理研究家の枝元なほみさんからは、給食の当事者である中学生と語り合い、“オーガニック給食”の各地での実現を願う「給食レシピ」が届いた。
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