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幸せ呼ぶ、子育て支援
いま、日本の出生率は1・30(2021年)。これが最も低かったのは2005年の1・26。最高は団塊の世代が生まれた第1次ベビーブーム(1947~49年)の4・3~4・5だった。
子育て支援の役割は「次世代の人々がよりよい人生を送り、よい社会を築くうえで不可欠な投資」「少子化対策を超えて考える」と語るのは、労働経済学を研究する山口慎太郎さん(東京大学大学院教授)だ。
そこで、3つの自治体の試みにも注目した。若い世代の定住が進み出生率日本一(2・95。19年)の岡山県奈義町の「チャイルドホーム」は乳幼児だけではなく小学生も集う。人口増加率1位(21年)の千葉県流山市では、主要駅に駅前送迎保育ステーションをつくり送り迎えをサポートする。中核市人口増加率1位(20年)の兵庫県明石市は、育児の不安や悩みを聞きながら毎月「おむつ定期便」を届ける。
山口さんには経済学的視点から見た子育て支援の提案を聞き、奈義町、流山市、明石市のそれぞれの支援方策を取材した。
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