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いま遊べ!――子育ての未来
“子どもの仕事は遊ぶこと”それを体現する保育園があります。
「うらら保育園」(東京)は、下町の暮らしを大切にしています。クラスを保育者の名前で「○○家」と呼び、ちゃぶ台を囲んでおひつご飯のお昼。家同士が入り乱れて遊びますが、もちろん一人になれる路地のような場所もあります。
「川和保育園」(横浜)は“自分で考え、自分で遊べ”がモットー。3歳以上の子どもたちは森のような園庭で90%の時間をすごします。砂山、ツリーハウス、じゃぶじゃぶ池などで遊ぶうちに「自分の身は自分で守る」感覚が身につきます。
一方で、少子化が進む中にあって、保育園に入園する子どもの数は2005年に199万人だったものが、16年には245万人となり、10年で45万人増えました。「保育は社会全体の問題」と言う、ジャーナリストの猪熊弘子さんに「日本の保育の今と未来」について聞きました。
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