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記憶の銀行
年の暮れ。浮世の些事は忘れてしまいたいと"忘年会"が開かれる。 忘れたくないことを忘れ、忘れたいことが忘れられないのは、人の深刻な悩みである。そこで「記憶」について考えてみた。 交通事故で高次脳機能障害となり、過去・現在の自分の記憶を失い、ならば他者の記憶に残る生き方をしようと決意、他人を信じて記憶を預け、音楽活動などを続けるディジュリドゥ奏者のGOMAさん。
60歳以上の人々が語る記憶をインタビュー動画・音声として集め、オンラインで公開。先人の記憶を未来につなぐ、NPO法人「MEMORO『記憶の銀行』」代表の長島光男さん。
意識では捉えきれない、身体に刻み込まれた「非意識」の記憶など、さまざまな実験結果をもとに「記憶力」の正体と仕組みを明らかにする、認知心理学者の高橋雅延さん(聖心女子大学教授)。
年の瀬の12月、3人の記憶をめぐる物語とともに、ゆく年を静かに振り返ってみませんか?
ビッグイシュー300号記念プロジェクト 画家 下田昌克が販売者を描く
ビッグイシュー300号を記念して、画家の下田昌克さんが東京・大阪の販売者18人の肖像画を描き、記念号の表紙を飾る「表紙プロジェクト」が9月17日に始動した。その中から、販売場所である路上でモデルとなった5人に密着。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー ドン・チードル
- あるものをプレイするな。まだやっていなことをプレイしろ ジャズの巨匠、マイルス・デイヴィスの空白の5年間を描く主演、監督、制作、10年かけ完成
- リレーインタビュー・私の分岐点平田 満さん
- 転がる石のように生きてきた。とにかく目の前の芝居のことしか考えていなかった
国際記事
- 南アフリカ「♯FeesMustFall(授業料を廃止せよ)」運動
- 世界で最も所得格差の激しい南アフリカで、大学の授業料値上げに対する学生たちの抗議運動が勃発。1年を過ぎた今も抗議は広がり、国を揺るがす事態になっている。
- 米国 本格的なイスラム・ファッションショー
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- ドイツ、州ごとの異なる難民申請却下後の待遇
カナダ、自治権を獲得した人口500人の先住民コミュニティ
韓国、良心的兵役拒否者 控訴審で初の勝訴
米国、パキスタン難民の男性が開いたレストラン ホームレスは無料
国内記事
- ワンダフルライフ:子どもたちが好きなだけ遊びに没頭できる保育園ー運天達也さん
- 運天達也さんと妻の紗希さんが、自然豊かな大分県竹田市の里山で、2014年春にオープンした自然保育「しあわせ園~たね」。空き深まるある日、現地を訪ねた。
連載記事
- 原発ウォッチ!
- ―― 廃炉費用、除染費用、損害賠償など、損害額はすでに13.2兆円
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- ―― やっぱり、こうなるか
- 雨宮処凛の活動日誌
- ―― 人の命を財源で語るな!
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 話がまとまりそうな時にもつい口を挟んでしまいます(会社員/男性/40代) ー納豆のはさみ焼き
- ビッグイシューアイ:世界初の車椅子・補助装置「JINRIKI」
- 災害から「逃げられない人」を減らしたい。東日本大震災の経験から誕生、世界初の世界初の車椅子・補助装置「JINRIKI」開発者の中村正善さんに話を聞いた。
- 読者のページ My Opinion
■今月の人
オーストリア、『クプファーマクン』誌販売者ゾラン
FROM EDITORIAL 編集後記
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