最新号・
バックナンバー
¥ 300
文化的スクウォッター― 廃虚で花開く中・東欧の若者文化
時代が激変したとき、廃虚は生まれる。今、中・東欧で廃虚が熱い。ハンガリー・ブダペストでは荒廃した廃虚カフェに若者が集い、スロバキア・ブラチスラヴァでは、廃虚ライブが行われた。スロベニア・リュブリャナでも、旧ユーゴ時代の元軍用地が文化スペースに転用されている。2010年7月には旧ユーゴのセルビア、ベオグラードで、元映画会社の建物だった廃虚で環境イベントが行われた。主催者のラドミール・ラゾビチェはこう語る。「廃虚をカルチャー・シーンに変える西欧の文化的スクウォッターの例に倣ったのです。打ち捨てられた場所を占拠して、新しいムーブメントを起こすなんて、楽しいじゃないですか」中・東欧の廃虚で若者たちが創りつつある文化。東欧のストリート・ペーパーの全面協力により、文化的スクウォッターたちの今を追った。また、この活動の震源地である西欧アムステルダムからは美術家タケ・トモコさんのレポートが届いた。
夜ごとブダペストっ子が繰り出す廃虚カフェ
スロバキア、荒廃した倉庫で、二回目のライブ決行!
柔軟性とユーモア、文化的スクウォットの系譜
スクウォットの震源地、アムステルダム
文化的スクウォッティングという「探検」
セルビア・ベオグラードから
軍事施設を市民の手でアートの村に
スロベニア・リュブリャナ市のメテルコバ芸術村
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー 草間 彌生
- 芸術という糸をたぐりながら生きて行く道をさぐりあてた。死ぬまで渾身の限り、私と世界の平和のために闘い続ける
- リレーインタビュー・私の分岐点俳優 手塚 とおるさん
- 怒鳴られたはずが、ほめ言葉に聞こえた。人生最大級の「勘違い」で俳優の道に
国際記事
- 新しい家族法案に高まる期待。「改正されたら、結婚したいと思っているの」
- キューバで進む、同性愛者の権利拡大
- 過去に決着をつけないまま、前に進むことはできない
- 英国、闘い続けるサリドマイド被害者たち
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- *英国、テレビ局が伝える東北被災地の今
*南アフリカ産ルイボスティー、気候変動で危機に
*セルビア、街の開発で行き場をなくすロマの人びと - ノーンギシュの日々 滝田 明日香
- 犬のマイレ、ケニア生活を支えてくれたよきパートナー
BACKBEAT(映画・音楽)
CDレビュー 浅井 博章
関西が誇る名DJ。幸せな雰囲気が大阪城ホールを包んだ
― ヒロ寺平、還暦お祝いライブ
テレビうらおもて 伊藤 悟
テレビはもっと電力会社の責任を追及せよ!
ひぐらし本暮らし 岡崎 武志
『詩人からの伝言』 田村隆一/ 語り 長薗安浩/ 文
連載記事
- ともに生きよう!東日本 被災地から⑲
- 分断され、追い詰められ、孤立化する福島のお母さんたち
- 原発ウォッチ! 伴 英幸
- 廃炉には40年の遠い道のり
- 自閉症の僕が「生きていく風景」 東田 直樹
- 普通クラスで過ごした小学校。多動の僕に母が付き添う
- ストリート・エコノミックス 浜 矩子
- 蓄えるべきもの、それはヒト
- 世界の当事者になる 雨宮 処凛
- 自分を好きでいるために
- コミック マムアンちゃん
- ウィスット・ポンニミット
- ■ホームレス人生相談 職業病とどうつき合う?
- 視力がどんどん悪くなります。一日中PCと向き合う仕事によるものだと思います。眼鏡もどんどん合わなくなり、先日測ったら、0・03! それにすごく痛いし、ぼーっとするし。パソコンを使わない仕事に変わってしまいたいと、思ってしまうこともあります。職業病って、どうつき合っていったらいいのでしょうか?(女性/28歳/デザイナー)
- ビッグイシュー・アイ⑤
- 提案!「新卒一括採用の廃止、大学4年生2月からの就活」
- YOUR ISSUE ― あなたのオピニオン
FROM THE STREET ― 街角と販売者
■コミック エモ!言われん 着物のアナウンサー
■路上から
■今月の人
石井明さん(大阪・千里中央北急&モノレール連絡口)
販売者になっての一番の変化は、孤独感がなくなったこと
FROM EDITORIAL 編集後記
バックナンバー
バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください
Webマガジン
バックナンバー記事が読める!
イベントレポートも充実!