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No.125

日本、なし崩し開国の悲惨― 外国人労働者のいま

2006年の日本の外国人労働者は約92.5万人(合法的就労者約75.5万人、超過滞在者約17万人)といわれる。人類の歴史は移動・移民の歴史でもあり、たとえば、ヨーロッパ人の新世界への移民・移住は20世紀当初、約6千万人に達していた。日本では明治から1945年の敗戦まで約80年間に、北米、中国東北部(満州)などに約120万人が移住し、戦後は政府によりブラジルなど南米への移民が奨励された。1960年代に日本は高度経済成長を遂げ、海外への"出移民国"から"入移民国"に転じた。80年代後半「バブル景気」以降は、アジア、中南米などからの外国人労働者が増え続けた。しかし今、日本は外国人の単純労働者は受け入れないという建前の陰で、さまざまな問題を起している。たとえば、不況による雇い止めや派遣切りにあう外国人労働者、違法とわかりながら安価な労働力として使われる超過滞在者、食い物にされる「外国人研修生」などが、過酷な状況で働かされている。今、外国人労働者の働く現場は? 移住労働者・移住外国人の支援活動をするNGOや研究者に取材した。多民族・多文化の共生の可能性を求めて、日本の社会が今、何をしなければならないかを考えてみたい。

7~8割が失業、いま試練のとき。共生は摩擦の繰り返しの中から
― 保見ヶ丘ラテンアメリカセンター

研修、技能実習生を食い物にする国、受け入れ団体、企業
― 移住労働者と連帯する全国ネットワーク

つらい過去があったから、生きている今が、とても幸せ
― カラカサン 移住女性のためのエンパワメントセンター

在留特別許可求め、地域に広がる支援の輪
― APFS

なし崩し的開国論、外国人を厳しい状況に追い込む
― 依光正哲さんに聞く

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■ホームレス人生相談 お酒の誘惑に勝てません。
毎日、飲酒がキホン。週5回は外に飲みに出かけ、何店かをハシゴして、終電ギリギリまでのコースです。今日こそはまっすぐ家に帰ろうと思っても、友達がどこかで飲んでると聞けば、ついつい出かけてしまいます。かつてはライブや演劇を観に行ったりして、ここまで飲んだくれてませんでした。こんな生活を改めなくては、と思いながらも、己に勝てない日々です。むろん預貯金はゼロ。目が覚めるアドバイスをお願いします。(女性/33歳/販売員)

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