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あなたもつくれる! 小さな図書館
今、個人が始めた“小さな図書館(マイクロ・ライブラリー)”が個人宅やカフェ、お寺や近隣スペース、大学などに広がり、全国で1500を超える。
「ホンノワまちライブラリー」は家の前に小さな本箱を置く。「星空の小さな図書館」は古民家シェアハウスの敷地にあり、「ナガヤ図書館 おとなり3」は古い長屋を改装した一室で活動を行う。コワーキングプレイスに併設の「Co-ba library」は会員制だ。
礒井純充さんは「まちライブラリー」を提唱し、自ら始めた「ISまちライブラリー」を皮切りに、“蔵書0冊”の「まちライブラリー@大阪府立大学」で「植本祭」を開き本も人も集めた。「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」では1万4千冊以上を集めている。
蔵書や場所がなくても、誰でも始められる“小さい図書館”は、人と人がつながる「図書“環”」ーー人を集める“ひとライブラリー”だ。
小さな図書館を取材し、礒井さんに「まちライブラリー」について聞いた。
ホンノワまちライブラリー
“人”の顔が見える
巣箱型の“まちかど本箱”、いま8ヵ所に
星空の小さな図書館
少人数でも密なつながり
窓辺のカウンターで読書、2階の隠れ家で漫画
ナガヤ図書館おとなり3
“近所にヘンな場所があった”
子どもの居場所、行き場のない大人も集える場所に
co-ba library
アイディアもシェアできる
ビジネスで切れない関係を生む本棚
個人が遊び心で始める“小さな図書館”の魅力
「マイクロ・ライブラリー」と「まちライブラリー」
礒井純充さん
(コラム)「リトル・フリー・ライブラリー」の魅力
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- 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ
- ―― 海の酸性化とクジラの受難
- 読者のページ My Opinion
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『ビッグイシュー・オーストラリア』販売者 アラン・C
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474 号(3/1 発売)
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東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故が起きて13年が過ぎます。今も福島の原発周辺の7町村には帰還困難区域があり、廃炉作業は最大の難関の燃料デブリの取り出しが始まらず、計画より遅れています。
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