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樹木と対話
5月は新緑の季節。なぜか、街路樹や公園、森の若葉を目にすれば、さわやかな気持ちになる。樹木は草より古い植物。地球上のすべての生き物の生命を支えてきた、その命が輝く時だからだろうか。
樹木の代弁者のような石井誠治さん(樹木医、森林インストラクター)は、枝葉末節という言葉とは真逆に「一枚一枚の葉が生命維持装置で、その集積の結果が木全体の意思」と言う。そんな石井さんの案内で公園を歩き、樹木と親しくなる話を聞いた。
二階堂太郎さん(植木職人、樹木医、森林インストラクター)は、国立科学博物館筑波実験植物園で、時に高さ20mもの樹に登りながら植物の世話をしている。高い樹から見た景色は「空間の透明さに時が止まったような感覚」と言う二階堂さんは樹木とどのように対話しているのだろうか?
あなたのまちの、新緑の樹木たちに会い、語り合いませんか。
樹木は柔軟にシンプルに生きている
好きな木に自分だけの愛称つけませんか?
石井 誠治さん
“樹を登る”ことは、“樹を知る”こと
ザイルを使って、いざ樹高20メートルへ
二階堂 太郎さん
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