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No.124

戦争を終わらせる― 戦争遺跡を市民文化財にする

明治の日清戦争から、アジア太平洋戦争の敗戦を迎えるまで、日本がかかわった戦争の遺跡は、内外で推定、数十万を超える。その大半は放置され、この点でも戦争は未だ終わっていない。これに対して、1990年代以降、戦争遺跡の調査・保存の、市民による運動が急ピッチで展開されている。戦争遺跡を文化財にすることで戦争を終わらせ、永遠に市民の記憶にとどめる活動である。なかでも、長野県の「松代大本営の保存」は85年の高校生たちの活動から始まり、市民による保存運動へと続いていく。そこで、「松代大本営の保存をすすめる会」の大日方悦夫(おびなたえつお)さん、保存運動にかかわった当時の中高校生に話を聞いた。また、連合艦隊司令部のあった「日吉台地下壕」を保存する会の谷藤基夫さん、全国各地で戦争遺跡保存活動を行う「戦争遺跡保存ネットワーク」の十菱駿武(じゅうびししゅんぶ)さん、「東京大空襲・戦争資料センター」の山辺昌彦さんに取材した。
玉砕か? 逃避行か? 今に残る松代巨大地下壕

松代大本営を保存しようとした中高校生たち

学術的、歴史的な価値いかし、町づくりへも
─ 戦争遺跡保存全国ネットワーク

海軍最後の戦いを指揮、日吉台連合艦隊司令部の地下壕

罹災者100万人、死者10万人、東京無差別爆撃への道

(コラム)映画『花と兵隊』、20代監督が撮ったアジアの「未帰還兵」たち

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー ジョニー・デップ
リレーインタビュー・私の分岐点映像作家 丹下 紘希 さん
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ストリート・エコノミックス ― 浜 矩子
悲観VS楽観、強いのはどっち?
世界の当事者になる 雨宮 処凛
ダメに生きる宣言
■ホームレス人生相談
熱狂的な神タイガースファンの母親と2人暮らし。自室で持ち帰った仕事をすることがあるのですが、狭い我が家、TV観戦中の応援が筒抜け。しかも、「死ね」だの、「ブチ殺す」だの罵声はお下劣で、聞いていて不快。「大声で応援するのが唯一のストレス解消法」と、本人は言うものの、好き勝手なことをして言いたい放題の母にストレスがあるのが疑問で、ストレスがたまる一方の私です。(女性/37歳/会社員)

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