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輝く指先― 「手話」の世界を知る
手話ほど理解されてこなかった言語はない。まず、手話の起源は音声言語と同じだけ古く、独自の文法をもった「自然言語」であることだ。また、「日本手話」「アメリカ手話」のような手話言語は、世界中に130以上も存在している。そのなかの一つ「日本手話」は、日本語とまったく違う豊かな表現力をもった、いわば「もうひとつの国語」ともいえる。そこで、独立した自然言語であり、さまざまな魅力と可能性をもつ手話の世界へ、手話と共に生きる方々に道案内をお願いした。秋山なみさん(ろう者)と亀井伸孝さん(聴者)には「日本手話と日本語のバイリンガル社会の可能性」について、「明晴学園」校長の斉藤道雄さんには「日本初の手話による授業を行う現場」について聞いた。今、輝く指先に導かれるように、手話の世界を訪れてみませんか?
言語としての手話、世界に130以上。
可能か? 日本手話と日本語のバイリンガル社会
― 秋山 なみさん 亀井 伸孝さん
(コラム)手話で伝える「ありがとう」
ろう児は、頭の中も手で考えている。
日本で初めての手話による授業はじまる。
「明晴学園」の現場から ― 斉藤 道雄さん
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