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戦争をしない国へ― 特定秘密保護法と集団的自衛権を見据える
国境なき記者団による「報道の自由度」世界ランキングで、2010年、11位だった日本は、13年には原発報道などで53位に急落、14年は特定秘密保護法の成立で59位になった。
昨年末、衆参両議院でわずか67時間の審議で成立した特定秘密保護法に続き、7月1日、政府は従来の憲法解釈を変更し「集団的自衛権の行使容認」の閣議決定を行った。
いったい今、何が行われようとしているのだろうか?「政府が秘密にしたいと考えれば、それを秘密にできるのが特定秘密保護法」と言う、黒澤いつきさん(明日の自由を守る若手弁護士の会)。紛争地でのリアルを通して、武力行使こそが非現実的で、「日本の平和主義を背景に日本のNGOは紛争地で影響力を発揮できた」と谷山博史さん(NGO・日本国際ボランティアセンター代表理事)は話す。そして、「解釈改憲とは、政府による従来の憲法解釈を変え、実質上は憲法改正と同じ」と語る高作正博さん(関西大学法学部教授)。そんな3人にインタビュー。今、戦争をしないために私たちができることを考えたい。
TOP INTERVIEW
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BACKBEAT(映画・音楽)
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YOSHIKI、凱旋公演
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不可解。NHKの報道姿勢
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- 差別あおるヘイトスピーチ。必要な「差別禁止法」と「国内人権機関」 師岡康子さん
- YOUR ISSUE ― あなたのオピニオン
FROM THE STREET ― 街角と販売者
■コミック エモ!言われん 試験前夜に大掃除するタイプ
☆路上から
■「今月の人」
江上敬一さん(東京・新宿西口・京王百貨店前)
がんばる原動力。お客さんの存在と「捨て鉢になりたくない」という思い
FROM EDITORIAL 編集後記
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485 号(8/15 発売)
あした美術館へ
かつて特権階級だけが楽しんだ美術品鑑賞、今や誰でも名作を楽しめる時代に。美術館を使って新しい出会いを楽しんでいる人々もいます。
まず、note(ウェブサイト)に美術館や展覧会、学芸員の仕事などについて...
460 号(8/1 発売)
知らなかった、戦争PTSD
トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス症)という言葉が日本社会で一般的になったのは、1995年の阪神・淡路大震災以後のことだった。一方、欧米では第一次世界大戦の神経症やベトナム帰還兵のPTSDの問題が...
429 号(4/15 発売)
恐れない都市「フィアレス・シティ」
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