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夏こそ眠る
あなたは、よく眠れていますか? 日本人の睡眠時間は世界で最も短かく、5人に1人は眠りで苦しんでいるという。
"睡眠科学"を研究する櫻井武さんは、「眠りは脳のメンテナンスに必須の生理学的過程」と言う。1986年のスペースシャトル・チャレンジャー1号の爆発事故は、睡眠不足が原因だった。ねずみに「"断眠"実験」をすると、体重や体温が低下し、やがて免疫不全のために細菌感染症を起こして死に至る。
一方、"睡眠文化"を提唱する重田眞義さんは、「眠りは多様なもの。眠りをもっと楽しめばいい」と言う。たとえば、幅30㎝のベッドを愛用する人や夜中に起きておしゃべりし、また眠る「二相睡眠」など、地域や時代で大きく異なるのが睡眠だ。
そこで、重田さんに「睡眠文化」、櫻井さんに「睡眠科学の今」について、話を聞いてみた。
睡眠科学の今を知り、あなたの眠りを楽しみたい。寝苦しい夏の夜こそ、眠りをあなたのものに。
TOP INTERVIEW
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- 読者のページ My Opinion
■今月の人
中西仁志さん(熊本・上通商店街南側入り口付近)
雑誌販売は自然と笑顔がこぼれ、心が洗われていく感じ
FROM EDITORIAL 編集後記
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“日本の野生動物は減っている”とあなたは考えていませんか?しかし、瀬戸内海を泳ぎ渡ったり、神戸の市街地にも現れるイノシシ。森の若木を食べ尽くすシカ。東京都内にもあたりまえに生息するハクビシンやアライグ...
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