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日本の市民―29の原発を止めた人とまち
1950年~60年代、核の平和利用の掛け声とともに各地で原発計画が進められていった。しかし同時に、29ヵ所のまち(※)で市民がその原発計画を止めてきた。
2011年の福島原発の事故以降、15年夏まで原発は全停止した。また、東海、浜岡、福島第一などで、計14基が廃炉となった。
しかし、15年の川内原発に続き、16年8月には伊方原発が再稼働した。この5年間、真夏のピーク時の電力消費にも支障はなかったのに、福島第一原発事故の教訓も学べず、日本はどこへ進もうとしているのだろうか。
そこで、50年近くに及ぶ原子力発電と市民運動の歴史を原子力資料情報室・共同代表の西尾漠さんと伴英幸さんに振り返ってもらった。
また、実際に原発を止めた3つのまちの、笹口孝明さん(巻原発)、大石琢照さん(芦浜原発)、濱一己さん(日高原発)に、それぞれに原発を止めるに至ったプロセスを聞いた。
それは今、日本の民主主義の原点となる市民の実践でもあった。
※29は住民・市民の抵抗運動の記録などで確認できた数。
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