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みんなで使おう!「遊休公共スペース」
いま、「遊休公共スペース」が増えている。しかも、約1700ある日本の市町村のうち1300は破綻状態にあるという。一方で、市民や企業による、その活用例も出始めた。たとえば、廃校や公共施設を利用したギャラリーやシェアオフィス、漫画図書館、宿泊施設など。現役の道路、高架下、公園を活用したイベントも行われている。
ウェブサイト「公共R不動産」は、遊休化した公共空間の情報を全国から集め、借りたい、使いたい、買いたい企業や市民とマッチング。メンバーの一人、菊地マリエさんは「公共の遊休不動産をおもしろがって使えるのはセンスのある地元の市民団体や店舗、起業家ではないか」と提案する。そこで、河川敷などで映画鑑賞会を開く「ねぶくろシネマ」、高架下の空間をオープンスペースにし、夜にはナイトマーケットになる「下北沢ケージ」の試みを取材した。
あなたも仲間を集め、「遊休公共スペース」を使ってみませんか。
想像力を駆使して遊休公共空間を使えば
“お荷物”が“お宝”に変わる
菊地マリエさん
河川敷、野球場、キャンプ場が映画館に!
特別な場所で観たら、子どもたちの記憶に残る
ねぶくろシネマ
「ケージも下北沢の文化をつくってるよね」
高架下、金網フェンス広場のにぎわい
下北沢ケージ
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