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No.351

アートで食べていく!

アートって何だろう? アーティストとは特別な人、まして食べられる人は稀な人か、天才だ、というのが日本の常識。いま、世界のアート市場は約6.7兆円、米国(42%)、中国(21%)、英国(20%)、日本は3%のシェアである。
いたみありささんは、ニューヨークで日本人アーティストが食べていける手助けをするギャラリーを運営し、現在はギャラリーを持たないアーティストチーム「JCAT」で世界をキャラバンしている。
「檻之汰鷲(おりのたわし)」(石渡のりおさん、ちふみさん)は40歳を前に会社を退職、夫婦でアーティストとして生きていくと決意。世界各地のアーティスト・イン・レジデンスに滞在して作品を制作。今は北茨城の村で「生活芸術」をテーマに作品を作る。
いたみありささん、「檻之汰鷲」のお二人に、「アートとは? アートで生きていくためには何をすべきなのか?」を聞いた。
アートを縁遠いものと感じている人、何よりもアートで生きていきたい人に、届ける“アートの原点”特集です。

アートで食べていける方法、教えます
自分のファンをつくれるのか?
そのために何を表現したいのかを伝える
いたみ ありささん

「生活芸術商売」。
作品を作って売るところまでが僕たちの実践
顔の見える人に純粋に価値を感じてもらいたい
檻之汰鷲

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー ラミ・マレック
昨年からロングランで大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』。これはロックバンド「クイーン」についての映画であるだけでなく、ありのままの自分を愛する難しさについて描いた作品でもあります。自身も移民の家庭で生まれ育ったという主演俳優ラミ・マレックは「身体的にも精神的にもフレディと同化できた」と語ります。
リレーインタビュー・私の分岐点宮地 真緒さん
2002年、NHK連続テレビ小説「まんてん」のヒロインに抜擢。その後、数々のドラマや映画、ミュージカルなどで活躍してきた女優の宮地真緒さん。人生の分岐点となったのは、やはり「まんてん」のヒロインに抜擢されたこと。しかし、主人公のイメージから離れられず、実際の自分とのギャップに悩む日々を送った思いなどを語ります。

国際記事

難民問題は「人間の価値に対する戦争」 『ヒューマン・フロー 大地漂流』監督 現代美術家 アイ・ウェイウェイ
政府批判により身柄を拘束され、故郷・中国を追われた現代美術家アイ・ウェイウェイ。アートを通じて鋭い政治的メッセージを伝えてきた彼が次に挑んだ作品は、ドキュメンタリー映画という形でした。23ヵ国40ヵ所の難民キャンプを訪れ映像をまとめた『ヒューマン・フロー 大地漂流』では、世界の難民問題を俯瞰できます。
イスラム教徒が9割のインドネシアで トランス女性たちが見つけた安息の地
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連載記事

被災地から
―― 友人の言葉で、ニュージーランドへ家族で移住
浜矩子の新ストリート・エコノミクス
―― ブレクジットと人々のコンビニ間移動
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―― ウィスット・ポンニミット
ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
苦しまずに仕事をするための心がけはある? ☆定番・白和え☆
ビッグイシューアイ
実習生を“人間にならないようにする制度” どう作る! 外国人労働者と一緒に暮らせる社会―髙谷幸さん
数多くの人権侵害が報告されている技能実習制度を拡大するかたちで、新たに「特定技能」という在留資格を創設した昨年の入管法(出入国管理及び難民認定法)改正。さまざまな問題が残されたまま今年4月に制度が動き出す今、根底にある問題について髙谷幸さん(大阪大学准教授)に聞きました。
宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ
―― ゴキブリは「銀鉱山のカナリア」

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