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高校生、“食”に挑戦する
日本にある、ただ一つの私立の全寮制農業高校――それが愛農学園農業高等学校(三重県伊賀市)だ。1964年4月に開校し、生徒数も1学年約20人と日本で一番少ない。約10 haのフィールドに、有機農業による耕種(作物・野菜・果樹)、抗生物質などに頼らない畜産(牛・豚・鶏)の6部門をもつ。生徒たちは作物を育て、鶏の解体や牛や豚の出産を通して、食べ物は「生命」であることを実感しながら実践する。
日本で初の高校生レストラン「まごの店」(三重県多気町)は、2002年10月にオープンした。以来、三重県立相可高等学校食物調理科の「調理クラブ」が土、日、祝日に運営している。生徒たちが仕込み、調理、接客、経理まで行うという取り組みは注目を集め、今もレストランは開店と同時に満席になる。
日本の農業従事者の平均年齢は66・8歳(16年)。実りの季節に、豊かな食を生み、調理する高校生たちがつくる“食”と“希望”の現場を取材した。
一人ひとりの高校生を主役にする農業現場。
命を育てる、田畑・果樹園・牛舎・鶏舎・豚舎
愛農学園農業高等学校
高校生レストラン「まごの店」のいま。
6時限目が終わると“仕込み”にダッシュ
三重県立相可高等学校食物調理科・調理クラブ
TOP INTERVIEW
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- 日本の主要農作物の安定供給を担ってきた種子法が、2018年4月に廃止されました。その前年、種子法廃止の閣議決定を受け、生産者や一般市民によって急きょ結成されたのが「日本の種子(たね)を守る会」です。事務局の杉山敦子さんに、種子法に代わる「種子条例」制定の動きについて聞きました。
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ドイツ『トロット・ヴァー』販売者 エマニュエル
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