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土と微生物と
「水の惑星」地球は、「土の惑星」でもあります。土があるからこそ地球は命を育む星になりました。地球上の12種類の土を探し求め研究してきた藤井一至さん(森林総合研究所)は、食卓の食べ物の95%が土に由来すると言います。たとえば「朝食は“チェルノーゼム”で育てた小麦パンに、北欧の“ポドゾル”でとれたブルーベリー・ジャム。お昼はアジア熱帯雨林と“強風化赤黄色土”が育む香辛料(ウコン)を使ったカレーライスと“黒ぼく土”でとれた野菜サラダ……」というように。
一方、土の中には植物の生育を助け、医療薬ともなる無数の微生物が棲んでいます。土壌微生物研究者の染谷孝さん(佐賀大学名誉教授)は、「蛍光顕微鏡で観察できるようになって、土壌1g 中に100億個もの細菌の存在が判明。しかし、その99%は未知」だと言います。
枝元なほみさんからは“土と微生物”についてのエッセイと料理が届きました。
TOP INTERVIEW
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- 赤字覚悟、劇場借り切る単独ショーも 今もバイトを続けながらステージへ
国際記事
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- 米国ではコロナ禍により人々の不安や恐怖心が増大し、銃の売り上げが急増したという報告があります。“開拓者精神”やハンティングの伝統、憲法などにより「銃所持の禁止」までは厳しい道のりですが、まずは銃犯罪や子どもの被害を減らすべく、母親たちによる団体「Moms Demand Action」の活動が存在感をみせています。オレゴン州のストリート誌がレポートします。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
国内記事
- その時、存在するものすべてを描く「都市鳥瞰図」
- その時点で存在するものをすべて遠近感なく描く、都市鳥瞰図。神戸市で生まれ育った青山大介さんは、建物の窓、屋上にある室外機、街路樹の本数……正確さにこだわって街の風景を描きます。「県立兵庫津ミュージアム」の22年の開館に向け、古くから港町として栄えた神戸・兵庫津地域の、153年前を描く鳥瞰図の作成にも取りかかりました。
連載記事
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- アホダノミクスもまた厳しく要監視
- コミック マムアンちゃん
- ウィスット・ポン二ミット
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 就活に前向きになれません ☆一口のりまき&秋のお味噌汁☆
- 池内了の市民科学メガネ
- 「うまいものは別腹」って本当?
- 読者のページ My Opinion
販売者に会いにゆく
カナダ『メガフォン』販売者 ピーター・トンプソン
FROM EDITORIAL 編集後記
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『土 』に関連したバックナンバー
474 号(3/1 発売)
ふくしまの13年
東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故が起きて13年が過ぎます。今も福島の原発周辺の7町村には帰還困難区域があり、廃炉作業は最大の難関の燃料デブリの取り出しが始まらず、計画より遅れています。
さらに...
450 号(3/1 発売)
ふくしまの12年 わたしができることをする
福島第一原発の敷地内で、タンクに溜まり続ける、トリチウムなどを含んだ汚染水。
政府は今年春から夏頃に、この大量の汚染水を海洋放出する準備を着々と進めています。しかし、汚染水は今後も増え続け、薄めて海に...
445 号(12/15 発売)
私の“サードプレイス”
コロナ禍の外出自粛で、仕事場や学校にも自由に行けなかったこの3年。まして、“サードプレイス”(家庭でも職場でもない第3の、自分にとって居心地の良い場所)には、思うように出向けなかった人も多いと思います...
『枝元なほみ 』に関連したバックナンバー
453 号(4/15 発売)
わたしの隣人、人権はどこに
さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおり...
448 号(2/1 発売)
フェミニズムの来た道
2022年の日本のジェンダーギャップ指数は146ヵ国中116位、主要先進国では最下位である。今、世界の各地でフェミニズム・リブート(再起動)が起き、日本でも20~30代の若い女性たちが中心になって行動...
447 号(1/15 発売)
南極と人類の未来
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ふり返る、コロナ政策の費用と効果
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416 号(10/1 発売)
貧困緊急事態 ――コロナ禍の1年半に
1年半余のコロナ禍の中、貧困問題も極まってきている。
稲葉剛さん(つくろい東京ファンド代表理事)は、自宅を失くした人などへの緊急支援をしながら、多くの支援団体とともに、国や自治体へ住居確保給付金や生活...
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