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第3の自律神経と創造性
“心の安全”を感じることは、どんなに大切か。いま、神経学やビジネスの世界などで、その重要性が改めて見直されています。
行動神経学者のS・W・ポージェス博士は、私たちの神経系に“第3の自律神経”があることを発見しました。この神経は私たちが安全を感じる時にだけうまく機能することや、人の社会的交流や健康、創造性を発揮するためには必要不可欠なものだといいます。
また、ハーバード・ビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授は「心理的安全性」という概念を発表。恐れずに思っていることを気兼ねなく話し合える環境こそが、チームの創造性を最も引き出すといいます。
“心の安全”と、それがもたらす創造性とは? 花丘ちぐささん(トラウマセラピスト)に「哺乳類、第3の自律神経」について、青島未佳さん(一般社団法人チーム力開発研究所理事)に「創造性を高める『心理的安全性』」について聞きました。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー ジェニファー・ローレンス
- 弱冠22歳でオスカーを受賞し、若い世代の憧れとなってきたジェニファー・ローレンス。2019年に活動を休止してからは政治活動にも積極的で、このたび主演映画『ドント・ルック・アップ』で復帰しました。同作は科学の問題が政治化していく過程を描いたブラックコメディで、気候危機に真剣に向き合わない社会への寓話とも言われています。
- リレーインタビュー・私の分岐点歌舞伎俳優 尾上右近さん
- 7歳で歌舞伎座にて初舞台。清元唄方も務める、歌舞伎界の“二刀流”として知られる尾上右近さん。人生最大の分岐点と語るのは、なんと3歳の時、祖母の家で歌舞伎の演目「春興鏡獅子」の映像を見たことに尽きるといいます。尾上さんが受けたその衝撃とは?
国際記事
- 英国、ヤングケアラー支援の先進地。子どもたちと“胸のうち”共有
- 英国では30年以上前から、家族を介護する子どもや若者たちの存在が認知され、社会的な支援対象になってきました。「ヤングケアラー」の言葉が生まれた地でもあり、国内の支援団体は350を超えます。こうした「先進地」での取り組みは、支援のあり方をようやく模索し始めた日本の参考にもなりそうです。英国在住のジャーナリスト、馬場千奈津さんが現地の先進的なヤングケアラー支援の場を取材しました。
- アイルランド
- 牛のげっぷによる「メタン」、排出削減のカギは海藻?
- 監督インタビュー『牛久』トーマス・アッシュ監督
- 難民申請者も含め、在留資格のない人を収容するのが「入管収容施設」です。トーマス・アッシュ監督は茨城県・牛久(うしく)にある入管に収容されている人たちと面会を重ねながら、その証言を記録。ドキュメンタリー映画『牛久』を通じて、入管での人権侵害の実態を伝えます。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
連載記事
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- 経済制裁から軍拡正当化へつながらないことを祈る
- コミック マムアンちゃん
- ウィスット・ポンニミット
- ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理
- 一人で行動するのが苦手です ☆ 春の野菜のピタサンド ☆
- 池内了の市民科学メガネ
- ハサミムシ、その究極の子育て
- 読者のページ My Opinion
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『エチョ・エン・ブエノスアイレス』ルイス
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484 号(8/1 発売)
日本の若者は人権マイノリティ
子どもの自殺者数は、2022年、23年の各年、500人を超え過去最多となりました。なぜ日本の子どもや若者たちの生きづらさが進んでいるのでしょうか?
2015年に「日本若者協議会」を立ち上げ、若者の声を...
453 号(4/15 発売)
わたしの隣人、人権はどこに
さまざまな国から生きのびるため日本に逃れ、私たちの隣で暮らす外国の人たちは今、どのように生活しているのだろうか。
政治的に不安定な母国へ帰国できないなどの事情を抱えているが、日本政府から滞在許可がおり...
418 号(11/1 発売)
公共“遊”間 ステイ・アウトサイド
木漏れ日が心地よい日、公園や広場に腰を下ろし、ぼーっとしたい気分になりませんか。
「用がないなら、外に出よう」と誘うのは、笹尾和宏さん(水辺のまち再生プロジェクト)。笹尾さんは「私的に自由にまちを使う...
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