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静かに消えゆく昆虫たち
今、世界中で昆虫たちが激減しています。ドイツ・クレーフェルト昆虫学会は2016年までの27年間に国内で4分の3以上の昆虫が消え去ったと報告。その後も、世界各地で昆虫の急速な減少を示す研究が進んでいます。
その背景に生息域の喪失、農薬への曝露など多くの理由があります。一方、昆虫たちは植物の受粉、糞や枯葉、死骸の分解など、地球環境を維持するさまざまな役割を担っています。昆虫がいなければ、少なくとも人類は飢えてしまいます。“虫嫌い”の人であってもそれは許容できないでしょう。
デイヴ・グールソンさん(英サセックス大学教授)に「昆虫激減の背景と、共生のために必要な活動」について、石井実さん(大阪府立大学名誉教授)に「絶滅危惧種並みに激減する日本の昆虫たち」について聞きました。また、クレーフェルト・スタディ発表を受けて昆虫保護法を制定したドイツから現地リポートが届きました。
人とともにある昆虫の危機を、乗りこえるためにできることを考えます。
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東京・高田馬場駅早稲田口 ヤマノベさん - FROM EDITORIAL 編集後記
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