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No.460

知らなかった、戦争PTSD

トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス症)という言葉が日本社会で一般的になったのは、1995年の阪神・淡路大震災以後のことだった。一方、欧米では第一次世界大戦の神経症やベトナム帰還兵のPTSDの問題が広く知られてきた。
たしかに、アジア・太平洋戦争中にも戦場でのストレスなどが原因で戦争神経症を発症した日本の兵士たちが数多くいた。帰還後もアルコール依存症、家族への暴力など、彼らは何十年にもわたって家族に影響を与えたはずだ。しかし、日本社会では戦後50年以上ほとんど取り上げられなかった。
それはなぜだったのだろうか?戦時中、精神疾患の兵士たちが入院していた国府台陸軍病院の記録を研究してきた中村江里さん(広島大学大学院准教授)、2018年に「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語りあう会」を立ち上げた黒井秋夫さん、戦争が社会や個人に与えた心理的な影響について研究してきた北村毅さん(大阪大学大学院教授)に、それぞれ話を聞いた。
ドイツ在住の見市知さんからは、当事者の自助グループ「戦争の孫たち」の取材レポートが届いた。

TOP INTERVIEW

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音楽ユニット「サイモン&ガーファンクル」などで不朽の名作を生み出してきたポール・サイモン。10月に82歳となる今年、新作ソロアルバム『七つの詩篇』を発表しました。これまでの歩みや、音楽家の人生を変えるアクシデント、新作に込めた思いを語ります。
リレーインタビュー・私の分岐点イシヅカユウさん
誰だって、みんな何かの “ 当事者 ” トランスジェンダー公表に甥と姪の存在

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繁殖期には鮮やかな色のクチバシを持ち、白と黒の羽毛をまとう特徴的な外見から「小さな修道士」とも呼ばれる海鳥“パフィン”。世界最大のパフィン生息地であるアイスランドでは、迷子となる幼鳥の保護活動が長年行われてきました。その様子をシャッターに収めた写真家のクリス・リンダーが撮影を振り返りました。
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空き家などの築古物件を安く購入し、低廉な家賃で高齢者や障害者、一人親世帯など、「住宅確保困難」な状態の人たちへ貸し出している「Rennovater 株式会社(リノベーター)」。入居審査なし、初期費用なし、保証人なしで、即日入居も可能です。実際の物件を訪ね、代表の松本知之さんに話を聞きました。
FROM EDITORIAL 編集後記

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