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一期一会、新種発見
地球上には推定870万種もの生物が存在しているそうですが、学名が付いているのはそのうちの2割程度だとも言われています。残りの学名のない生物は、長い進化の歴史を生きてきた(いた)が、まだ人間に見つけられていないだけで、人間がその生物を発見し学名を与えた時、それは新種となります。
新種は生きた個体とは限らず、博物館に保管されていた標本がじつは新種だったり、絶滅した生物が新種であったりすることも。そして、分類学者だけでなく、専門外の人が先入観にとらわれず新たな視点から未知種を発見するケースもあります。
未知の生物が発見され、その生物が新種として記載されるまでには、どのような物語があったのでしょうか? 森久拓也さん(生物写真家)、田金秀一郎さん(鹿児島大学総合研究博物館)、今田弓女さん(京都大学大学院)、馬場友希さん(農研機構)、相場大佑さん(深田地質研究所)に話を聞きました。
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