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No.478

「はやぶさ2」。リュウグウの石は語る

2014年12月3日に旅立った「はやぶさ2」は、直径約900m の小惑星リュウグウへの約6年の旅を終えて、20年12月6日に帰還しました。
橘省吾(たちばなしょうご)さん(東京大学大学院理学系研究科宇宙惑星科学機構教授)は、「はやぶさ2」の探査目的を、「太陽系がどのように始まり、どのように地球をはじめとする多様な惑星を誕生させたのか、海や生命の材料である水や有機物がどのように地球にもたらされたのかを明らかにすることだった」と言います。
リュウグウの表面から採取され持ち帰られた5gの石などの試料は、世界の科学者によって分析されてきました。太陽系の誕生や進化について、リュウグウの石が語りかけるのは、いったいどのような言葉なのでしょうか? 橘さんに、「はやぶさ2」のリュウグウまでの旅、リュウグウの石が語る言葉について話を聞きました。
星のかけらでもある私たちの遥かなる原点を知り、未来に思いを馳せたいと思います。

TOP INTERVIEW

スペシャルインタビュー スペシャル企画:坂本龍一
昨年3月28日に永眠した坂本龍一さんは、1978年のデビュー以来“教授”の愛称で親しまれ、音楽家としても一人の人間としても、世界中に大きな影響を与えてきました。「ビッグイシュー」の表紙・スペシャルインタビューにも、これまで2回登場いただきました(106号、236号)。今回のスペシャル企画では、その音楽性だけでなく、坂本さんが社会的活動によって残したレガシーにも迫りたいと思います。 まずは、闘病中の坂本さんが最後の力を振り絞って演奏した、最初で最後の長編コンサート映画について、監督の空音央さんに話を聞きました。 また、「次の世代に美しいバトンを渡したい」と、脱原発、森林保全、被災地支援など、多岐にわたる社会的活動に力を注いできた坂本さんと活動をともにした方々に話を聞きました。
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