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あなたのそばの“植物パワー”
古来、人類は体調が悪くなった時に、身の回りの植物に助けられてきました。薬に用いる植物(木や草)は「薬用植物」と呼ばれますが、伊藤優さん(摂南大学薬学部講師)は「古代ギリシア、中国4000年の歴史に刻まれ、日本では中国や韓国の影響を受けながら、独自の植物を使ってきた」と言います。伊藤さんは、大学の薬用植物園で薬用植物の栽培をしながら、全植物について「ウェブ薬用植物図鑑」の作成も進めています。
一方、誰もが知っているヨモギは意外な代表例でもあります。山下智道さん(野草研究家・野草デザイナー)は「世界に481種もあり、人とのかかわりも深いのに、いまだ謎の領域が多い」と言います。日本にヨモギの種はどれくらいあるのか?と、全国の生育地で調べる作業を続けています。
そんなお二人に、薬用植物やヨモギの魅力と効用について聞きました。
私たちのすぐ身近にあり、地味で目立たない薬用植物が“植物パワー”を知る入り口であることを発見してみませんか。
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