最新号・
バックナンバー
¥ 450
変えよう!避難所生活
いま奥能登では1月の地震に続き、遅れている復旧の中、9月には再び豪雨災害が。20を超える河川氾濫などが被災住民を打ちのめし、ようやく入居できた仮設住宅でも被害が発生しました。
日本は世界有数の「災害大国」。2011年の東日本大震災以降、マグニチュード6以上の地震の約2割は日本で起きています。 災害に見舞われたら真っ先に行く場所は避難所ですが、現状の避難所はおよそ居心地のよい場所とは言えません。
「日本の避難所の状態は、世界標準からかけ離れている」と言う榛沢(はんざわ)和彦さん(新潟大学医歯学総合研究科特任教授)に、避難所のトイレ(T)・キッチン(K)・ベッド(B)の具体的な改善の提案などについて聞きました。
また、起居を共にする避難所でのジェンダーの視点は不可欠です。性別、年齢、障害の有無、国籍を問わず、一人ひとりの被災者を大切にしていくために、若年層を対象にジェンダーの視点を取り入れた防災教育を行う小山内世喜子(おさないせきこ)さん(一般社団法人「男女共同参画地域みらいねっと」代表理事)に話を聞きました。
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー 内田也哉子
- 今年6月1日、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」の共同館主に就任した文筆家の内田也哉子さん。無言館との出合いや、就任への背中を押した母の言葉、そして、ご自身の思いを聞きました。
- リレーインタビュー・私の分岐点ファッションディレクター 勝田里奈さん
- 高校時代、真剣に考えた将来のキャリア アイドルを卒業し、ファッションの道へ
国際記事
- ドイツ 生態系に好影響を及ぼす「ヨーロッパバイソン」
- かつて欧州広域に生息しましたが、開発や乱獲などにより、20世紀初頭には野生個体が絶滅したとされるヨーロッパバイソン(ヨーロッパ野牛)。しかし現在、動物園をはじめとする保護・繁殖・野生化のプロジェクトが功を奏し、個体数は着実に増えています。近年では、ヨーロッパバイソンの摂食行動が生物多様化や環境保護にも役立つことから、欧州各地で再導入が始まっていますが、今回はドイツが置かれている現状をお伝えします。
- ホームレス・ワールドカップ ソウル大会
- 楽しみ、世界と交流した!13年ぶり参加の日本チーム
- 地球市民 砲撃で娘3人と姪を失ったパレスチナ人医師 イゼルディン・アブラエーシュ博士
- 「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」と、パレスチナ人として初めてイスラエルの病院で働く医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士が来日。その半生を追ったドキュメンタリー映画『私は憎まない』が公開中です。今、世界に伝えたいメッセージを聞きました。
- WORLD STREET NEWS 世界短信
国内記事
- 香山リカ むかわ町穂別診療所の四季・秋
連載記事
- 原発ウォッチ
- 東電、電気料金の値下げは困難
- 浜矩子の新ストリート・エコノミクス
- 目的と結果は違う
- 雨宮処凛の活動日誌
- 袴田さん無罪判決と、「飯塚事件」の久間三千年さん
- 「ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理」
- 愛想がよくないと言われます ☆ いちじくのフレンチトースト ☆
- 読者のページ My Opinion
販売者に会いにゆく
『ビッグイシュー台湾版』販売者 宋美鴻 - FROM EDITORIAL 編集後記
バックナンバー
バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください
『ホームレス・ワールドカップ 』に関連したバックナンバー
『パレスチナ 』に関連したバックナンバー
『香山リカ 』に関連したバックナンバー
484 号(8/1 発売)
日本の若者は人権マイノリティ
子どもの自殺者数は、2022年、23年の各年、500人を超え過去最多となりました。なぜ日本の子どもや若者たちの生きづらさが進んでいるのでしょうか?
2015年に「日本若者協議会」を立ち上げ、若者の声を...
472 号(2/1 発売)
マンガで、社会の問題を読む
文学作品に比べ、マンガは単なる暇つぶしと思われている節があります。
しかし、20代の終わりに大学院で研究テーマを近現代文学からマンガに変更、その後15年近くマンガを読み続けてきたトミヤマユキコさん(東...
448 号(2/1 発売)
フェミニズムの来た道
2022年の日本のジェンダーギャップ指数は146ヵ国中116位、主要先進国では最下位である。今、世界の各地でフェミニズム・リブート(再起動)が起き、日本でも20~30代の若い女性たちが中心になって行動...
Webマガジン
バックナンバー記事が読める!
イベントレポートも充実!