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出口なき若者たち― フリーターの今と未来は?
若者にとって、どんな働き方、生き方をしても安心できない時代になった。フリーター(非正規社員)は一生100万円台の年収で暮らす未来しか見えず、高齢化しつつある。フリーター第一世代は40代に突入しているともいわれる。
また、明日の日雇い仕事を携帯で確認しながら暮す家なきフリーターの若者たちも増えている。都市全体が寄せ場化しつつあるといえるかもしれない。
正社員層はそんな現状を知っているからこそ、長時間労働に耐え心を病む人も多い。
そんなフリーターの今を作家の雨宮処凛さんが取材。『フリーターにとって『自由』とは何か』の著者にもインタビュー。若者の現状とその出口のなき状況について考える、第1弾。
いま、フリーターは
― ホームレス? 自殺? 明日なき日々を送る若者たち
目をそらさず見つめすぎず助け合う人のつながり
― フリーター全般労働組合に集う人々
(コラム)偽装請負・出向を正すNPO「ガテン系連帯」誕生
いまや貧困問題に。雇用構造に組み込まれてきたフリーター
― その今、未来を杉田俊介さんに聞く
ダンサー、アオキ裕キとビッグイシュー販売員のコラボレーション
― ダンスプロジェクト「新人H ソケリッサ」の報告
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー ニコラス・ケイジ
- 35年間ファンだったコミック『ゴーストライダー』、実写化の夢かなえる★『リービング・ラスベガス』でアカデミー受賞、アクションからコメディまで幅広くこなす性格俳優のニコラス・ケイジ。自他ともにコミックお宅を自認する彼が熱く語る、が、幼少からの夢だったコミックヒーロー実写化映画『ゴースト・ライダー』。
- リレーインタビュー・私の分岐点赤井英和さん
- 無性にさびしかった日々。やり遂げた時、もっとこの仕事がしたいと思った
国際記事
- たび重なる肉体虐待。
- 映画『グアンタナモ、僕達が見た真実』
- 市民たちの、一夜のホームレス体験、新しい住宅法を生む
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- *食べ物か?住居か?100万人以上のニューヨーカー、毎日究極の選択
*ゲートコミュニティ、アルゼンチンで賛否両論
*ベラルーシ、唯一の人権団体が閉鎖の危機に
BACKBEAT(映画・音楽)
ART
渡瀬健吾
MUSIC
毎日が音楽
酸いも甘いも知っているから、説得力が歌に宿る 遅咲きアーティストの魅力
― Aqua Timez、スガシカオ、スネオヘアー
クリエーターの視点
自分の書いた文字に「これからこうしろ」と言われてる気がする
― 書家・渡部裕子さん
サブカルチャー
刺激と、絶妙な距離感が心地よい
― BL(ボーイズラブ)の世界
テレビうらおもて
ねつ造が簡単に起こるテレビ局のシステム
COOKING
枝元なほみのスローシンプルフード
<夜の街の居酒屋風>揚げだし豆腐
■コミック あらっ かりまるん♪ 梅酒色なきもち
連載記事
- ストリート・エコノミックス
- 限界長屋 ― 集落の消滅をどう防ぐか
- 世界の当事者になる
- 17日間だけの家族団欒 雨宮 処凛
- ■ホームレス人生相談
- 楽して生きたいです。出世したいとも思いません。週末は家で一人ひきこもってピアノを弾いたり本を読んだり根暗に楽しく過ごしています。けれど、最近、家族や周囲が結婚するなりマンションを買うなり、そろそろ人生を真剣に考えたらと心配しはじめています。街で販売員さんを見かけ、ふいに不安に。そこで販売員さんに質問したいのですが、今になってやっておけばよかった、と思うことってありますか?(女性/35歳/会社員)
- 和樹と環のひきこもり社会論
- トモ子とカズ男の今月の議論
- YOUR ISSUE―読者のオピニオン
■今月の人
林三雄さん(JR名古屋駅松坂屋前)
名古屋を何とか盛り上げていきたい。今年の抱負はアパートを探して移り住むこと
FROM EDITORIAL 編集後記
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