最新号・
バックナンバー
¥ 200
わからない? だからおもしろい
常に「わかること」や「わかり合える」関係を求める私たち。だが、「わかること」「わかり合える」という予定調和からはずれてこそ、「なぜ?」「なに?」という問いが生まれ、「わからない」という無限ともいえる世界が広がる。「わからない」を楽しむことができれば、生きることも楽しめるのではないか?
漫画家の西原理恵子さん、作家のいしいしんじさん、哲学者の永井均さんなど、「わからない」を追い求め「わからない」を楽しむ人たちにインタビュー。
「私は、わからないものだらけですよ」
― 漫画家 西原理恵子
(コラム)あなたは「わからない」を楽しめますか?
わかっているものを「わからない」と眺めたとき「本物の気配」が見える
― 作家 いしいしんじさん
あなたはフリーシンカー。納得いくまで手放さない「わからないこと」
― 哲学者、永井均さん
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー ジェイムス・モリソン
- 苦難に満ちた子供時代、歌うことですべての感情を解き放ち、問題と向き合うことができた★昨年夏にデビューアルバムを発表。全世界で150万枚の売上げを記録したジェイムス・モリソン。貧しく苦しい子供時代のよりどころは歌うことだった、と語る彼がどん底からブリティッシュアワード受賞までの道のりを語る。
- リレーインタビュー・私の分岐点河内家菊水丸さん
- やりたくてもやれない飢えた時期があったから、再開してからは貪欲になれた
国際記事
- 南アフリカの路上が舞台、映画『ツォツィ』
- EU加盟語、60万人が西欧に移住。ポーランド家族の今
- マデリン・ペルー
- ストリート、自分の家族であり、コミュニティ
- WORLD STREET NEWS 世界短信
- *呼吸不能になる「ポップコーン肺」。食品加工労働者の被害、増える
*インドネシア、搾取される家事労働者
*ホームレスに個人用連絡先を提供する「テック・フォー・オール」
国内記事
- シリーズ 日本を変える人
- 動きたくなる。パブリック広告への挑戦 ― グラフィックデザイナー福井崇人さん
- 世界・アジア・日本
- 世界の地方議員
- トモ子とカズ男の今月の議論
- FROM THE STREET―街角と販売者
- ■路上から
BACKBEAT(映画・音楽)
ART
いわないさむ
MUSIC
毎日が音楽
それぞれの桜ソング
― アンジェラ・アキ「サクラ色」、LUNKHEAD「桜日和」、DEPAPEPE「桜風」
テレビうらおもて
宮崎県議会だけが「素材」ではない
サブカルチャー
ブルース・リー、ジャッキー・チェン、それともジェット・リー?!
男3人カンフー映画談義の夜
COOKING
枝元なほみのスローシンプルフード
ふきのサラダ
■コミック あらっ かりまるん♪ 続・空色なきもち
連載記事
- ストリート・エコノミックス
- 世界同時株安 そこまできた恐怖の金融危機芝居
- 世界の当事者になる
- 終わらないいじめ 雨宮 処凛
- ■ホームレス人生相談
- 自分の性格のことで悩んでいます。すごく怒りっぽい性格で、今までは家で家族にあたる程度だったのが、最近は我慢できずに友達にもあたってしまいます。自分の言っていることが伝わらなかったり、適当な返答をされるとカッとなってパニックになってしまうようなのです。みんなで遊びに行っているときに怒って帰ったこともあって、最近は友達からの誘いも減ったように思います。どうすれば温和な人づき合いができるでしょうか。(男性/20歳)
- 和樹と環のひきこもり社会論
- 「苦しむために生きる」という非合理 上山 和樹
- YOUR ISSUE―読者のオピニオン
■今月の人
上前浩さん(広島、八丁堀福屋前)
2時間経っても売れん時も、いつかは売れるんやからと自分に言い聞かせ、
約8年間の路上生活に別れを告げた
FROM EDITORIAL 編集後記
バックナンバー
バックナンバーも購入できます。販売者におたずねください
『哲学 』に関連したバックナンバー
457 号(6/15 発売)
ニューロダイバーシティ 発達障害アップデート
あらゆる人にとって、社会が生きやすいものであってほしい。そう願う人は多いだろう。
発達障害の子どもらを支援する中で、臨床心理士の村中直人さんは、子どもたちの困難を「障害」や「病理」と位置づけることに違...
456 号(6/1 発売)
「抗震力」究極の地震対策
地球上の10%の地震が起きている日本列島。1880年の横浜地震で、日本は世界に先駆け「地震学会」を創設し、研究を始めて140年が経過した。長年地震研究をしてきた神沼克伊さん(国立極地研究所名誉教授)は...
Webマガジン
バックナンバー記事が読める!
イベントレポートも充実!