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限界集落の早春
村の人口が半数以上が65歳をこえ、冠婚葬祭や農地の共同管理などが難しくなったところを、限界集落と呼ぶ。10年後には422の集落が消えてなくなるとも言われている。しかし、限界集落には日本の暮らしの原点と美しい自然がある。それが、消滅してしまえば、山の保水機能が失われ、水害や水不足など、下流地域への影響ははかりしれない。そんな限界集落の一つ、滋賀県の旧朽木村(高島市朽木)針畑郷に移り住んだ若者たちがいる。彼らの夢は?
また、朽木村の暮らしを守り続けるお年寄りの思いと願いとは?
若者とお年寄りへの現地取材、また、限界集落という言葉の生みの親である大野晃さん(長野大学教授)、宮崎県の限界集落を描いた映画『寒川』のプロデューサー、堀有三さんにインタビューした。
山村に暮らす人々は「森の守り人」
― 大野晃さんに聞く「限界集落の今とその再生の可能性」
限界集落という言葉を吹きとばしたい
― 滋賀県高島市朽木、針畑郷の暮らし
“限界”といわれる村を選んだ若者たち
― 針畑郷に移住した都会っ子のいま
誰にでも故郷に住み続ける権利がある
― 映画『寒川』が描く「限界集落」
TOP INTERVIEW
- スペシャルインタビュー セリーヌ・ディオン
- 20代に戻りたいとは思わない。人生の最良のときはこれからよ。★5年間のラスベガスでの日々を経て、歌姫が戻ってきた。2月14日から始まったワールドツアー中のセリーヌ・ディオン。新作『TAKING CHANGES』、年をとることの意味、家族との時間を語った。
- リレーインタビュー・私の分岐点にしおかすみこさん
- 崖っぷち感が私の原動力
国際記事
- フラメンコを生んだロマの人々が直面する厳しい現実
- スペインのジプシー・ゲットー
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- *ウズベキスタン、死刑廃止国に
*メキシコ・ストリートチルドレンへの性的搾取が深刻化
*低賃金と物価高に苦しむ イタリア貧困層 - ノーンギシュの日々
- ワクチン保存するソーラー冷蔵庫を購入
国内記事
- 和樹と環のひきこもり社会論
- 操作ではなく、制作従事 上山和樹
BACKBEAT(映画・音楽)
ART
上杉朋嗣
MUSIC
期待と不安が入り混じる春を歌う
― 岡野宏典、ケツメイシ、HOME MADE家族
COMICS
『G戦場へヴンズドア』 『もやしもん』 『聖☆おにいさん』
テレビうらおもて
「ゲゲゲ」の原点 『墓場鬼太郎』 の魅力
ひぐらし本暮らし
ディック・フランシス 『大穴』
COOKING 枝元なほみのスローシンプルフード
レタス餃子
連載記事
- ストリート・エコノミックス
- 氷解から冷凍へ? 殺虫剤餃子問題に揺れる日中関係
- 世界の当事者になる
- また見殺しにされた命 雨宮処凛
- ■ホームレス人生相談
- 友達といる時やバイト先で楽しくしゃべるのが好きです。ただ、ついつい調子がよくなると口がすべってしまい、言わなくていいことまで言ってしまったり、秘密にしておくべきことをばらして怒られたりします。「おもしろい人」とはよく評価されるのですが、いまいち信用を失っている気も。どうすれば口が堅くなるでしょうか。(24歳/男性/フリーター/兵庫県)
- YOUR ISSUE―読者のオピニオン
★トモ子とカズ男の今月の議論
FROM THE STREET―街角と販売者
■コミック エモ!言われん ヒトは汚すいきもの
■今月の人
スロヴァキアのホームレス事情(スロヴァキア)
スロヴァキアの路上雑誌 『SOLD OUTta bene(ノタベネ)』
販売者さんたちとスロヴァキアのホームレス事情
FROM EDITORIAL 編集後記
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『コミュニティ 』に関連したバックナンバー
447 号(1/15 発売)
南極と人類の未来
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2021年、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した報告書は、世界に大きな衝撃を与えた。
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406 号(5/1 発売)
コロナ禍で考えた“民主主義”
2020年3月11日、WHOの宣言以来1年余り、新型コロナのパンデミックは続く。市民はマスク・手洗い・三密回避を身につけ、ステイホーム・外出自粛などの呼びかけに進んで協力してきた。しかし、4月に入って...
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