販売者に会いにゆく (旧・今月の人)
『ビッグイシュー英国版』 販売者 ビアンカさん
お客さんから友人へ、家族のようなつき合いにも
クリスマスにつくって届けた祖国ルーマニアの味
『ビッグイシュー英国版』の販売に携わるようになって10年が経ちました。家族が販売をしていたこともあり、どういうふうにホームレス状態の人たちをサポートしているのか、その仕組みについては聞いていました。スタッフの対応もよく、会うといつもやさしく話しかけてくれましたしね。
その方にある日、「あなたも販売してみませんか」と声をかけてもらいました。当時は「ええ、いいですね」と軽い気持ちで答えましたが、これほど没頭することになるとは思ってもみませんでした。
私は28歳で、子どもが6人います。ビッグイシューのいいところは、子どもが病気の時は休みを取れて、臨機応変に予定を組めることです。
この仕事のおかげで素敵な友人も増えました。コヴェントリー市内のウォーリック大学の前で販売を始めて、もう5〜6年になります。
ビッグイシューのスタッフやお客さんたちとも親しくしていて、売り場ではとてもリラックスでき...
※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。
この記事が掲載されている BIG ISSUE
447 号(2023/01/15発売)
特集南極と人類の未来
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