販売者に会いにゆく (旧・今月の人)

『リツェウリツェ』販売者  ゴルダナ・ミレンコビッチ

悪い日もあるけれど、次の日は必ず良くなるはず
だから、私は決してあきらめない

『リツェウリツェ』販売者  ゴルダナ・ミレンコビッチ

私はセルビアのベオグラード出身ですが、まさに今住んでいるアパートで生まれました。美容師の資格を持っているものの、一度もその職に就いたことがありません。その代わり、これまで数多くのいろんな仕事を経験し、行った先々で最善を尽くしてきました。
 若い頃から、それほど友人は多くありません。お互いに尊敬できなかったり、悪い影響を受けたりするような人と一緒に過ごすよりは、一人でいる方がいいと思うんです。
 いつもポジティブでいようと心がけています。特に仕事中はね。雑誌販売の仕事をしていなかったら、こんなに外に出る機会もなかったでしょう。だからこの仕事は、私の社交の輪を広げてくれました。
 人通りが増える夕方に販売することが多いですね。最近は立ち仕事がつらくなってきたので、折りたたみ椅子を買おうかと考え中です。
 私には、お客さんが笑顔で「調子はどう?」と聞いてくれるだけで十分。悪い日もあるけれど、次の...

続きは、本誌をご覧ください

『リツェウリツェ』
1冊の値段/200セルビア・ディナール(そのうちの半分が販売者の収入に)
発行頻度/月刊
販売場所/ベオグラードほか

※掲載内容は取材当時のもののため、現在と異なる場合があります。

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